Spiritual
暑い夏なので、そんな涼しくなるような話を...
(苦手な方は読まないでください。)
俺ぁ、心霊とかそういうのは信じないタイプ。
科学的根拠を尊重するタイプです。
そうではあるが.....
「霊体験」と思われる体験は2回ほどある。
1.Door
今年の5月にあった出来事。
昼、自宅二階の電子ドラムで個人練習をしていたら、
いきなりシンバルパッドがボロっと落ちた。
よく見たら、パッドを取り付けしているホルダーの調整可動部が割れて破損していた。
ま、これについては経年劣化&金属疲労によるものだったのだと思う。
で、代わりに別のホルダーを取付セッティングしている時に、
部屋のドアをノックする音が...
母親が上がって来たのだと思い、大声でドア越しに叫んだ。
「何?どうした?入ってきていいよ~~!」
が、反応がない....
こっちは両手が塞がってて取り込み中なんだっつうの!
「だから!何よ!入ってきていいから!!」
それでも反応がない。
俺はちょいイラついて作業を中断し、ドアの方へ近づいた。
すると.....
カチャッ!と、ドアが隙間程度に少し開いた。
が、何故かそのままの状態で開けようとしない。
用事があるんなら、ドアを開けて用件をさっさと言えばいいのに!
俺はイライラ全開!!
「そうやってないで開ければいいだろ!!!!!!」
とドアを開けたら、
誰もいなかった.....
「???」と思ったが、
すぐに身体全体に一瞬意識が遠くなるほどの鳥肌が.....
下の部屋に降りていったら、母親は寝ていた。
70過ぎの老人がそんな高速移動できるわけがない。
で、このドア....
上部にストッパーとバネがついてて、
中途半端に開いている状態は維持できるわけがないのです。
一体、誰?ナニ?がドアをノックして少し開けたのだろう...
2.11月5日
16年前の11月5日の出来事。
深夜午前三時。何となく目が覚めた。
横を向いたら、びっくりした。
暗闇の中、ベッドサイドに人影が....
親父???????
こんな時間に息子の部屋に入って来るとは....
痴呆が始まったのか? まだ60代前半だろうに。
俺は親父を怒鳴りつけた。
「バカじゃねえの!!こんな時間に!!
何しに来たのよ!!!!」
でも、その怒鳴り声には反応なく、親父は突っ立ってるだけだった。
ったく、深夜徘徊か?やれやれ....
俺はベッドから起きて、親父の肩に手をかけて部屋から出そうとした。
が、しかし.....
え? 肩をつかめない....
透ける...え?何?...
親父は徐々に消えていった。
その時の直感。
「え?もしかして...やばい!!」
俺は急いで下の部屋の両親の寝室へ!
ふすまを開けたら......
親父と母親は目を覚ました。
良かった....親父は生きてた.....
が、今度は俺が怒鳴られた。そりゃそうだ。
こんな時間に両親をたたき起こしちゃったわけだから。
俺は両親に、数分前に起こった出来事を説明した。
両親「???」
そして、3人で俺の寝室に行き現場検証。
母親は
「お前、中途半端にカーテン開いてたから、
外から入ってくる光の加減でそういう風に見えたんじゃないの?」
と、不機嫌そうに俺に話し、部屋のカーテンを閉めた。
.....たく、んなわけねえだろ!俺の幻覚だって言うのか?
親父がボソッと言った
「11月5日か....」
両親が寝室に戻っていき、俺は部屋の灯りを消して再びベッドへ....
が、しかし!今度は....
壁に直径10cmくらいの丸い光のようなものが浮かび上がった!
黙ってぼんやり見ていたら1.5倍くらいの大きさになった。
?????? 何これ?
そして、10秒くらいで消えていった。一体何だったのか?
部屋に現れた謎の人物については、俺の幻覚だったのかも知れない。
そんな気はしないのだが、あり得ない事もない。
でも、壁に現れた丸い光は何だったのだ....
外から何かの光が差し込んだのか?
そんなわけがない。
母親がきっちりとカーテンを閉めたのだから.....
その後、俺は11月5日前は警戒するようになった。
何かが起こるのか?もしかしたらその日に親父が....?
親父がボソッと呟いたのも妙に心に引っかかっていた。
その13年後....
親父は病気悪化でこの世を去った....
12月3日だった。
ありゃりゃwww
あのおっさん、誰だったんだ?勝手に人の部屋に現れやがって!
つうか、知らないおっさんをめっちゃ怒鳴りつけた事になるし...
.....えっと、笑っていいですよwww
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